CM re:Growth 2014 TOKYOでITILと梢さんの話をしてきた #cmdevio

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Clock Icon2014.12.20

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はじめに

こんにちは植木和樹です。去る12月16日クラスメソッドAWSチームにてre:Growth 2014 Tokyoを開催しました。私からはITILに基づいた弊社オペレーション業務と、re:Invent 2014で発表された新サービスについてお話させていただきました。

ITILとは?

ITILは構築したシステムを運用保守するにあたって、どのような体制や仕組み(プロセス)を用意すれば良いか、というベストプラクティスになります。詳しくはSlideshareのスライドを参照していただければと思います。

またITILはバージョン2(v2)とバージョン3(v3)があるのですが、プロセスを知る点ではv2の方が分かりやすいので、v2を抑えておけばOKかと思います。またv2を構成する7冊の本をすべて読むのは大変なので、参考書籍をご紹介します。(自分もIPA ITサービスマネージャーを受験する際には、この本しか読んでません)

re:Invent 2014の新サービスについて

re:Invent 2014で発表された新サービスについては、既存のOSSで構築していたものをAWSのサービスとして提供されたものと言えます。

CodePipeline Jenkins
CodeDeploy Capistrano
CodeCommit github
AWS Config (これは代替がない?)

そのため新サービスを使わなくても、自前で環境を用意することもできます。しかしJenkinsやgithubを用意するのが手間だったり、環境に障害があった場合に保守を行うスキルを持った人員を用意しておかなければいけません。誰かが構築したWikiなりgit環境が、その人が異動や退社した途端に使われなくなったというのはよく聞く話です。

AWSですでに提供されEC2などの仕組みと統合されていることで、上司や開発メンバーへの説明も構築の手間も省け、開発プロセスへの導入の敷居がグッと低くなるのでは?と期待しています。

まとめ

技術を駆使した"すごいサービス"を構築する上で、スーパーエンジニア・スーパープログラマの存在は重要です。 しかしサービスを長期間安定して保守運用するためには、スーパーではないエンジニアでも安定したクオリティを出せる、標準化されたプロセスやルールを設けることが不可欠になります。

「自分達の業務が属人的で、誰か頼りになっているな〜」と感じていたら、ぜひITILの上記書籍に目を通されてみてはいかがでしょうか?

なおITエンジニア必読の書「なれる!SE」の最新刊が本日12/20に発売です!ITIL本とあわせてこちらもどうぞ!

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